赤裸楽日記

備忘録Blog

映画鑑賞:スリー・ビルボード

深い悲しみから深い怒りへと変貌した後の話。

深い悲しみは娘がレイプされ殺害されたこと、深い怒りは犯人への怒り・無能な警察への怒り・他人事な住民への怒り。この怒りが3枚の広告板(ビルボード)へ込められる。

3枚の広告板は赤地に黒のシンプルなものだが、強い思いが込められており、まるで湯気でも立ち上ってきそうな雰囲気。

 

【あらすじ】最愛の娘が殺されて既に数ヶ月が経過したにもかかわらず、犯人が逮捕される気配がないことに憤るミルドレッドは、無能な警察に抗議するために町はずれに3枚の巨大な広告板を設置する。それを不快に思う警察とミルドレッドの間の諍いが、事態を予想外の方向に向かわせる。

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【ネタバレあり】

とりあえず、メインの3人が凄かった。

 

まず母親。全編通じて怒りのオーラが見えそうなぐらい。フランシス・マクドーマンドはあまり知らない女優さんでウィレム・デフォーみたいだなぁと思ったけど、いやはや凄かったわ。火炎瓶ぶん投げたりはやりすぎかと思うけど、状況を考えると当然だな。

 

警察署長は色々と板挟みもあるのだろうけど、いい人なのかどうか微妙だったな。末期がんで可哀想だと思うけど、なんだか全てから逃げ出す感じで自殺してしまうトコでずるいなと思ってしまった。

 

サイコーなのはサム・ロックウェル。まさに「The 屑」。最後に少し改心の気が見られるけどそんなの全然足りませんから!でも動きがいちいち滑稽で可愛らしくてクソ野郎。

 

その他にも、小男も良かったし、元旦那もイカれてるし、元旦那の彼女もKYっぷりが良いし、広告屋も変だったし、広告貼り職人かっこよかったし、息子の気持ちも痛いほど伝わるし、母の友達も良かったし、所長の奥さん若いし、サム・ロックウェルの母親もサイコパスっぽいし、真犯人風の人が現れた時なんて怖かったし…

端々までの配役・台詞・動作がサイコー♬

 

終わり方も好き。 

いやー良いもの見たわ(*^^*)