赤裸楽日記

備忘録Blog

読書感想:ヒトリシズカ

積読から

 

電子書籍Kindle」のヘビーユーザーのため、めっきり紙の本を読むことが少なくなった。なので家の本棚を占拠している積読達(古本屋とかで面白そう♪と思って次々と購入していった物)が一向に減らない。読まずに捨てるわけにもいかないので整理がてら片っ端からやっつけて行く事にした。

 

まずは、『ヒトリシズカ誉田哲也(2012年)

 

 

誉田哲也先生の作品は、姫川玲子シリーズしか読んだことなかったけど、本作品テンポよく一気読み。

 

内容は、連作短編小説の形でそれらが一人の女性の一生を通して繋がっている、といったもの。その女性とは、幼少時の体験から人として何かが欠損している(ためらいなく人を殺める事が出来る)伊東静加、その動機についても理解し難いものがある。最後は人間性を取り戻して、そのギャップでグッとさせようとするも、自分には違和感しか残らなかった。

 

そもそも連作短編をつなげる伊東静加を謎に包もうとし過ぎて、それぞれの章で少し見え隠れするぐらいしか登場しない。なので感情移入もしにくかった。

そしてそれぞれの章で登場する警官や探偵達も、何だか知らないうちに巻き込まれた感が強く、最後の大団円でもイマイチ感情移入できなかった。

 

とはいえ、展開のテンポの良さ、先が読めない感じで楽しく読ませていただきました。

ジウシリーズも読んでみたいなぁ。ってますます積読増えるじゃないか!